紙の出版職人、その底力

「ipadかパピルスか」という記事を書いてから、「大学が無料公開講座として紙の出版職人を対象としたウェブデザイン講座を開いたら、職人の技能を電子化時代にも継承して行けるのでは」なんてことを考えていたのですが…

そんななか、面白そうな記事を発見。キーワードは職人による職人のための原点回帰

・ひとつは、東京渋谷のSHIBUYA PUBLISHING AND BOOKSELLERSで開催される編集ワークショップの案内。参加者は15万の受講費が必要だが、新書を出版できるという特典つき。普通の自費出版よりお得かも。こういう試み、毎年開催して欲しいです。

・もうひとつは、「デザインの引き出し」での凸版・活版印刷特集。得に長崎五島列島の小さな島にある活版印刷工場の記事が面白そう。ミシマガジンでこの特集を担当した編集長の話が読めます。

わたくしなどが考えるよりはるかに高い「職人の職人たる誇り」による試み、今後も注目です。